パワーズ12年 POWERS AGED 12 YEARS

原産国:スコットランド
容量:700ml
度数:40度
創業年:1791年
製造元:ジョン・パワー社

1791年、ダブリンで創業のジョン・パワー社の製品。ジョン・パワーズはアイリッシュ・ウィスキーの有名銘柄で、地元アイルランドで人気が高い。そのパワーズを造っていたのがジョンズ・レーン蒸溜所です。現在はミドルトン蒸留所産。未発芽大麦、小麦などに、大麦麦芽を加え、3回蒸留。

パワー初代のジェームスが表通りで経営していた旅籠屋の裏に小さな蒸溜所を建てたのは18世紀終わり頃、息子ジョンの時代に蒸溜所は大発展し、19世紀後半には上述のような立派な蒸溜所に成長しました。アイリッシュ・ウィスキーにとって苛烈な20世紀前半に多くの蒸溜所が閉鎖されたがパワーズはダブリンで 1974まで生き残ります。1975年、前章で述べたミドルトン蒸溜所の完成とともに生産は移転しました。ジョンズ・レーン蒸溜所の跡地と建物は、現在、国立アート・デザイン・カレッジに使われています。

当時この蒸溜所には原料貯蔵庫と麦芽工場があり、麦芽、大麦、それに少量の小麦とオーツが配合された原料の使用量が1日あたり100トン以上、直径約10mの仕込槽が2基、173klの発酵槽が8基、114klの初溜釜が2基、90klのフェインツ・スティルが3 基あり、アイリッシュ・ウィスキー独特の3回蒸溜を行っていたといいます。年間の生産量は4,000kl、数年分の原酒を貯蔵していました。

この蒸溜所の品質の評価は高く、バーナードは、“昼食時に出された長期熟成のウイスキーは美味で、これまでテイストしたどれよりも素晴らしい。フレーバーはアイリッシュ・ウィスキーの古酒の香気と同じように完璧である”と絶賛しています。

パワーズ12年」は、オーク樽で12年以上熟成させた後、柔らかいグレーン・ウィスキーをブレンド。アイルランド国内では、もっともよく飲まれている銘柄です。

カテゴリー: Whiskey パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です